日本の当たり前はレベルが高い!日本で普通だと思っている事が、外国では普通だとは限りません。今回は、私が体験した日本ではあり得ない!と思った郵便事情についてレポートします。
日本に住んでいてお金さえ払えば買えないものは無いですよね?
デパートに行けば、世界中から輸入された製品が発売と同時に並んでいます。
食料品売り場に行けば、様々な国からの輸入食材や、日本各地の特産物を販売するフェアーをやっていて、旅行に行かなくても現地の味が楽しめたり、本当に便利です。
デパートにすぐに行けない時でも、Amazonや楽天などのネットショッピングで送料無料の宅配サービスを利用できたり、Amazon primeサービスを利用すれば注文した日に受け取れたりもします。
私は今まで結構な頻度でネットショッピングにお世話になってきました。
産まれて30年間、特に問題なく商品を受け取れていたので、それが当たり前だと思っていました。
ところが当たり前だと思っていた事が覆される時がやってきたのです。
NZに来てから丁度1年経ちましたが、その間に思い出せるものだけでも8件も!
念のため言っておきますが、私は業者さんでは無いのでそんなに頻繁に郵便を利用して無いです。多くて月に2回程度です。
そう考えると結構な高確率ではないでしょうか?笑
それでも郵便を利用するのか?という鋭い突っ込みはスルーさせていただいて、どんな事が起こったのか、詳細をお伝えしたいと思います。
まず最初の2件はそれぞれ2ヶ月待っていたのですが紛失されてしまいました。購入先のショップにお問い合わせしてみると、追跡が途中で出来なくなっているという事で紛失された可能性があるということがわかり再度送ってもらう事が出来ました。
次の3件は、追跡無しの日本でいう普通郵便を使っていたので調べる術がなく、諦めていたところ2ヶ月以上経過し、忘れた頃にポストに投函されていました。ただこれは、船便ではないんですよ。通常なら2週間程度で着く予定のものです。
突然来たプレゼントのような気分が味わえたので、これはこれで嬉しかったです。
その他の2件は、私が思うに一番安全な宅配方法だと思われるEMSです。
送料は高いですが、保証も付いていて確実なのでこちらをオススメします。
では、何故EMSでトラブルが起こったか。
例えば日本で宅配便が届けられるプロセスは、①日付け、時間指定をする②宅配業者の方が届け先の呼び鈴を鳴らす③サインをして受け取る/不在の場合は不在票投函される。大体こんなプロセスですよね。
この過程がなかったのです!
その荷物が届けられるはずだった日、私は家にいて追跡番号を検索しながら待機していました。そしてある時、検索の結果が5分前に不在に変わっているのに気付いたんです。
でも呼び鈴は鳴らされていませんでした。ポストに不在票があるだろうと見に行っても何も残されていなく、以前不在の時に荷物が一時的に戻る倉庫に行った事があったので、そちらに戻っているだろうとたずねてみたのです。すると、今回はそちらの倉庫ではなく5Km先の倉庫に行ってしまったという事。
近くの郵便局に送る事もできましたが、日数がかかると言う事と急ぎだったので倉庫までピックアップに行きました。
そして最後は、日中家を留守にする人が近くのガソリンスタンドやスーパーに届けてもらった荷物をピックアップできるサービスを利用した時です。荷物が指定された店舗に届くと、ピックアップ出来ますというメールが届くのですが、それが届きませんでした。
お店に行って調べてもらった所、すでに店舗に届いていたので受け取る事が出来ました。
調べたり友達に聞いてみると、結構頻繁に起こる事のようです。
日本ではなかなか無いですよね。こちらでは日時指定ができないのが普通なので、日本のサービスがどれだけ充実していて、確実な仕事をしているかという事がわかりました。
ただ、逆を言えばそれだけのサービスを常に求められているという事になるので、働く人にとっては大変ですよね。こちらでは、このような事が日常茶飯事に起こるので完璧を求められないです。
と考えていたら、どちらも長所短所があるなと思いました。
ニュージーランドの時間がゆっくり感じられるのは、こんな国民性も関係しているのかもしれないと思った出来事でした。