障害のある方たちと、ビジネスとの架け橋となる一枚のカード
個人のプライベートを尊重する
ハーパイアクセスカードは障害をもつ方たちへのカードで、去年12月、私たち Hāpai Access Card (旧名「Hāpai Foundation」)が事業として始めました。導入国は、イギリスに次ぎ、ニュージーランドが第二の国で、クライストチャーチが中心となっています。このカードは、ビジネスと障害のある方達との壁をなくすことが目的として製作され、将来はニュージーランド全土に広めていきたいと思っています。
カードは、このような感じ
下の9つのアイコンが、個人に必要となる援助を表示しています。このカードを持った方が加盟店に行った際、このカードを見せるだけです。説明しなくても店のスタッフは、カードを見れば、カード保持者が何を必要としているかを確認でき、助けを提供してくれます。
更に加盟店によっては、ディスカウントや付添人が無料になる場合もあります。こちらを参考にしてください。
これは加盟店の一例。ウェブサイトから加盟店の一覧表がご覧になれます。
加盟店のスタッフも、ひとつひとつのアイコンを認知できるよう、事前にトレーニングされます。
ウェブサイトをご覧になって頂くと、ショートビデオがありますので、もう少し分かりやすくなると思います。日本語での申し込み方法もウェブサイトからご覧いただけます。
- https://hapaiaccesscard.org.nz/
- (2021年6月9日現在では、旧名「Hāpai Foundation」の URL「www.hapaifoundation.org.nz」でサイトが開きます。)
私たちは、ニュージーランドの障害者コミュニティーを支えていきたいと願ってます。そして快適に過ごせるよう、より良い環境作りを心がけています。
永住権がなくてもいい?
さらにこのカードのいいところは、カードの申込者はニュージーランドの市民権、または永住権所有者でなくても可能なんです。日本からニュージーランドへ訪問する方でも申し込みが可能です。その際、入国前に、日本からオンライン申し込み、またはニュージーランド入国後でも申し込みはできますが、日本からの書類、いくつかの詳細を訂正する可能性がありますので、事前にHāpai Access Cardまでご連絡いただけると、獲得がスムーズに進められます。
申込み方法
アプリケーションを作成するには、次の3つが必要です。
- 完了した障害と障壁の検証 Validation of Disability and Barriers (VDB)フォーム。
- パスポートタイプの写真。
- NZ$30の支払い。有効期限は3年です。
VDBフォームを完了する方法は2つあります。
- かかりつけの医者
- 医者により、サービス料金を請求するかもしれません。
- 登録されたNGO
- 私たちのウェブページで現在のリストを参照できます。VDB Formもこちらからのページからダウンロードできますので、記入をNGOの方にしてもらってください。
これらの方法のどちらも適応でない場合、オフィスに連絡して頂ければ、どのように申請を進めることができるか話し合うことができます。
3つの物がそろいましたら、ご自身でHāpai Access Cardウェブサイトからお申込みができます。詳しくの手順は上記のウェブサイト(日本語もあります)をご覧ください。申し込みから2,3週間でカードはお手元に届きます。
日本人ボランティアは、毎週火曜朝10時から2時までお手伝いをさせていただいております。
質問などがございましたら、
cards@hapaiaccesscard.org.nz までお問い合わせか、
03 595 0577 にお電話をお願いいたします。