こんな人に声をかけられたことありませんか？

ニュージーランドは治安がいい国と言われています。
犯罪が少ないと言えども、やはりここは日本ではありません。日本よりは発生件数が多いのが現実です。
どこにいても、自分の身は自分で守らなければなりません。
もちろん、夜間の外出は控え、手回り品の管理は気を抜かないようにしましょう。

街を歩いている時、こんな人に声をかけれたことはありませんか？

『すみません、クレジットカードがATMの中に入ったままになってしまって、お金がないんです。お金を貸していただけませんか？』
クイーンストリートから１本中に入った路地で
困った表情の女性に声をかけられました。
私自身も以前にニュージーランドではないですが、アジアを旅している時にATMにカードを入れたら出てこなくなり、苦労した経験がありました。
なので彼女の気持ちはよく分かりました。
しかし、私はあいにくカードのみしか持っておらず、現金を持ち歩いていませんでした。
現金を持っていないことを告げてその場を終えました。

その話を友人にしたところ、彼女もそんな経験があるとのこと。
彼女の場合は、街を歩いていた時にこう声をかけられたそうです。
『すみません、とてもお腹が空いているのに、カードがAMTから出てこなくなってしまいました。お金を貸してください。』
彼女も現金を持ち合わせておらず、こう提案したそうです。
『では、目の前にあるカフェへ一緒に行って、サンドウィッチでも買いましょうか。』と。
しかし声をかけてきた女性は
『自分で行くのでお金を貸してください。』と言い出したそうです。
実際には彼女はお金が目当てだったようです。

その後も数人の友人から同じような話を聞きました。これはよくある手口のようです。
ダイレクトに『お金ちょうだい!!!』と声をかけてくる人もいますが、残念ながら困った人を放っておけないという善意を利用して、お金を貰おうとする人もしばしば。

ニュージーランドで、もし犯罪に巻き込まれてしまった際には『１１１』へ連絡してください。
日本とは違い、非常時の警察、消防、救急車は全て同じ電話番号となっています。