2022年8月1日、ニュージーランドの国境が完全再開しました。これによりワーキングホリデーや留学はもちろん、日本からニュージーランドへ観光旅行することも可能です。とはいえ、日本へ帰国する際には出発72時間以内に実施した新型コロナウイルスの陰性証明書が必要。一体どこで検査すればよいのかわからない人や、英語で検査を受けるのが不安という人もいるのではないでしょうか？　そんな時におすすめなのが検査機関「Rako Science」です。日本語の説明もあり、結果の通知が速くて便利と評判の、同社のサービスについて詳しくご紹介します。

精度の高い唾液PCR検査を実施

「Rako Science」ではアメリカ・イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の科学者が開発した唾液PCR検査を実施しています。よく知られる鼻腔咽頭ぬぐい液PCR検査は医師や看護師にしかできないため、検査数を増やすのが難しいという課題がありました。また、スワブ（綿棒）で鼻をぐりぐりされるのを不快に感じ、検査に苦手意識を持つ人も少なくないでしょう。

その点、唾液PCR検査であれば、自分のペースで採取できます。一度に大勢の検体が取れるので、観光ツアーや修学旅行といったグループ・団体で受けられるのも利点。鼻腔咽頭ぬぐい液PCR検査と同様に精度も高く、検査結果は信頼できますよ。「Rako Science」では昨年の東京五輪チームや2022年のコモンウェルスゲームズの関係者の検査を担当し、企業や映画の撮影クルーなどにもサービスを提供しています。

検査当日に結果がわかり、陰性証明書が発行される

「Rako Science」の検査場は国内に15カ所（2022年8月現在）。オークランドのほか、クライストチャーチ、クイーンズタウン、ウェリントン、ロトルア、タウランガ、ファンガレイ、ネイピア、ハミルトンなど南北両島にあるので、スケジュールがタイトな旅行者でも予定が組みやすいでしょう。

予約・支払いは公式サイトからでき、英語で電話予約するといった煩わしさがありません。事前に予約するのがおすすめですが、急に帰国したい場合などはウォークインでも検査が受けられます。

検査結果は当日の深夜0時までに携帯電話にショートメールで通知されます。急いでいる場合は6時間以内に結果が出るスピードプランも選べますよ。陰性結果が出ると入国時に必要な陰性証明書が発行されます。こちらはメールで送信されるので再度検査会場に行く手間はありません。日本のフォーマットにも対応しており、記入したデータをメールで受け取れます。フォーマットは「Rako Science」が用意するので検査時に持参不要なのも便利ですね。

検査の流れ

「Rako Science」の検査はとてもスムーズ。所要時間は10～15分程度です。ここではオークランドのニューマーケット検査場での検査の様子をご紹介します。注意事項などは日本語での案内があるので理解しやすいでしょう。

予約時間の1時間前から飲食を避ける

検査当日は予約時刻の1時間前から飲食禁止です。タバコ、電子タバコ、歯磨き、マウスウォッシュ、ガムなども厳禁なので注意しましょう。これを守らない場合、検査が受けられません。水は予約時刻の30分前までOKです。

検査会場でパスポートを提示・本人確認

パスポート持参で検査会場に行き、受付で本人確認を行います。その場でパスポートの顔写真のページを撮影するので、すぐに出せるよう準備しておきましょう。そのほかの確認事項は以下のとおりです。

姓名（パスポート記載の名前）

携帯電話番号

メールアドレス

最終目的

乗り継ぎ経由国

ニュージーランドからの出発日

その他の国からの出発日

新型コロナウイルス感染症の症状の有無

検査前の注意事項を守ったかどうか

試験管とスプーンを受け取る

ハンドサニタイザーで手指を消毒し、採取トレーから試験管とスプーンを受け取ります。係官の案内で唾液検査を行う採取ブースへ向かいます。

唾液検査の実施

スプーンに唾液を出し、試験管に入れる。指定の金属製トレーに試験管を挿し込み、手指の消毒をして検査会場を出る。

気になる料金は？

唾液PCR検査の料金は、以下のとおりです。グループで受ける場合は団体割引が適用されるので事前にお問い合わせください。ウォークインの場合は受付時に支払いをします。クレジットカードも利用可能です。

●Test2Fly（旅行者向け・陰性証明書発行プラン）$175（税込）

●Urgent test（旅行者向け・陰性証明書発行の6時間プラン）$325（税込）

カスタマーサービスダイヤルは24時間受け付けているので安心ですね。