ガイ・フォークス・ディ（Guy Fawkes Day)とは、ガイ・フォークスとその一味のカトリック教徒が、時の国王ジェームズ1世と議員たちを殺すために、上院議場の下まで坑道を掘り、開会式の行われる11月5日（グレゴリオ暦11月15日）に爆破しようとしたが、寸前で発覚し、主謀者はロンドン塔に送られ、翌年1月31日（2月10日）に処刑されました。
ニュージーランドではこの事件に基づき、毎年11月5日に家族や友達と花火をする風習があります。ニュージーランドでは通常、花火の販売は禁止されており
1年に1回、11月2日～5日までの4日間のみ花火の販売、購入が許可されています。
花火の購入はアルコールの購入と同様、18歳以上でIDが必要です。
公園やビーチ等の公共場での花火は禁止されていますので、家の敷地内で
花火をすること、花火をする際には予め隣人にお知らせする事。
特に犬は花火の光や音をとても怖がるので、昼間に十分散歩させて疲れさせたり
えさを十分に与える、カーテンを閉めて光が見えないようにする、テレビやラジオの
音で紛らわせる等の、配慮が必要です。
毎年、このガイ・フォークス・ディでの花火の事故が多発する為、毎年
花火を廃止するか否かという議題が持ち上がります。
せっかく家族や友人たちと花火を楽しめる日ですので、事故のないように
バケツに水を用意して安全対策にくれぐれも注意しましょう♪
（未会員の方は、新規会員登録 から）