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スプリングボクス指揮官エラスムス、オールブラックスのスクラム批判に反論 「そんな言いがかりはやめてくれ」

ラグビーのニュージーランド代表オールブラックスが南アフリカ代表スプリングボクスに26-33で敗れた8月29日の第2テスト(ケープタウン)をめぐり、南アのラッシー・エラスムス監督が試合後の記者会見で、オールブラックスのデイブ・レニー監督によるスクラムへの批判に激しく反論した。

レニー監督は、南アがスクラムで「横に回り込む」組み方で優位を得たと述べ、前週のヨハネスブルグでの第1テスト(オールブラックスが33-16で勝利)でも同様だったと主張。今回のスクラムについて「まだ我々にとって問題だ。相手は横に回り込み、こちらのタイトヘッド側をまっすぐ突き抜けてくる」と語り、レフェリーに意見を伝える考えを示した。

これに対しエラスムス監督は「歴史上初めて我々が『横に回り込んでいる』と言われている。なぜ今になって急にそんなことをするのか」と反発。「ニュージーランドの最初の6回のスクラムはすべて崩れた。なぜ彼らのボールのときだけ毎回崩れるのか」と述べ、「そんな言いがかりでメディアに吹き込むのはやめてくれ」と声を荒らげた。さらに「前半だけでヘッドコンタクトが4回あったのに何も取られず、(南アの)ルード・デヤハーだけがイエローカードを受けた」とレフェリングへの不満もあらわにした。エラスムス監督は試合直前に第1列(フロントロー)を総入れ替えするなど大胆な采配で知られ、地元メディアは「ラグビー界きっての策士」とも評する。今回の勝利で南アは世界ランキング1位に返り咲いた。オールブラックスはこの日、スクラムよりもラインアウトに苦しみ、18本中15本を確保したものの、相手陣22メートル内で前後半1本ずつを失い、好機を生かせなかった。両国が争う4連戦は1勝1敗となり、第3戦は来週ヨハネスブルグのFNBスタジアムで行われる。