ラグビーのオールブラックス(ニュージーランド代表)は、南アフリカ・ヨハネスブルグのエリスパークで現地時間8月23日、ニュージーランド時間では24日午前3時に、ラグビーチャンピオンシップの一環として組まれた南アフリカ代表スプリングボクスとの4連戦の初戦に臨む。エリスパークは標高1753メートルの高地にあり「ラグビーの聖地」とも称される特別な舞台で、オールブラックスは1928年以降の15試合で6勝、直近5試合では3勝を挙げている一方、2年前の前回対戦では敗れている。
迎え撃つスプリングボクスは前回・前々回大会と2大会連続でワールドカップを制した現王者で、2025年6月以降の黒星はわずか2つ、同年9月にオークランドのイーデンパークで敗れて以降は12連勝中と圧倒的な強さを誇る「要塞」となっている。オールブラックスにとっては非常に厳しい一戦となるが、今回のツアーでは10人の選手が初めて南アフリカの地でスプリングボクスと対戦する。
2週間の休養から復帰し主将としてチームを率いるアーディー・サベア選手は、ヘッドコーチのデーブ・レニー体制下で就任以来3連勝と好調を維持している。エリスパークについてサベア選手は「フットボール選手として一番プレーしたい場所がここ、エリスパークだ」と語り、「スプリングボクスの戦士たちがピッチに出てくるのを見て、観客の熱気を感じる。それは特別な体験だ」と敵地の雰囲気を歓迎する姿勢を示した。さらに「何が待ち受けているか、自分たちが何をすべきかは分かっている。懸かっているものは大きい」と気を引き締めた。エリスパークでは2022年にイアン・フォスター体制のチームが35-23で歴代最大の勝利を収めたほか、2013年には9トライが飛び交う ラグビー史に残る名勝負も生まれており、今回もどちらに転ぶか予断を許さない一戦となりそうだ。
