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ネットボールNZ代表エース、グレース・ヌウェケがオーストラリア残留 主力の海外流出止まらず

ネットボールのニュージーランド代表「シルバーファーンズ」のエースシューター、グレース・ヌウェケが、オーストラリアでさらに3年間プレーすることを決めた。所属先は、これまでの2シーズンを過ごしたNSWスウィフツから、今季「ジャイアンツ」から改称して新体制で発足するシドニー・サイレンズへ移る。7月のグラスゴー・コモンウェルスゲームズで金メダルを獲得したヌウェケは、2027年のオーストラリア・スーパーネットボール(SSN)でプレーすることが確定した9人目のニュージーランド人選手となった。

ヌウェケは「クラブの野心がとても刺激的だった。クラブのアイデンティティや文化を初期の段階から形づくれるのは特別な機会で、長く関わるつもりだ」とコメント。サイレンズのネリダ・スチュワート監督は、彼女の獲得を「クラブにとって画期的な出来事」と歓迎した。

この動きは、ニュージーランド国内リーグの先行き不安を背景に、代表級の選手が次々と海外へ流出している現状を映し出している。国内最高峰の「ANZプレミアシップ」は来季の放映契約が決まっておらず、ネットボールNZは来年エリート国内リーグが開催される保証を示せていない。関係者によると、2027年シーズンには15人以上の選手が国外へ移り、大半がオーストラリア、3人がイギリスに向かうとみられる。ネットボールNZは、これまで代表資格の維持に必要だった「国内でのプレー」要件を撤廃し、海外組にも門戸を開いた。コモンウェルスゲームズの金メダルメンバーのうち、主将のカリン・バーガーやケイト・ヘファーナンら5人がすでにSSN経験者で、元主将アメリアランヌ・エケナシオにも移籍観測が出ている。国内リーグ再建を巡っては、実業家のアリ・ウィリアムズ、アナ・モウブレー夫妻が新リーグ構想でネットボールNZと協議を続けている。