2016年のリオ・オリンピック、ニュージーランド最初のメダルとなる銀メダルを獲得した射撃のナタリー・ルーニーは、「素晴らしくうれしい」と喜びを語った。
28歳のルーニーは、射撃の女子トラップ準決勝戦を2位で終えた。翌日金メダルをかけた戦いで、オーストラリアのキャサリーン・スキナーに惜しくも敗れた。ルーニーは前回2012年のロンドン大会出場を僅差で逃しており、これが初のオリンピックだった。
しかし彼女は10年余りの国際大会出場経験を持っており、中でも2010年にはデリでのコモンウェルスゲームで5位と7位、2014年グラスゴーのコモンウェルスゲームで4位という優秀な成績を収めてもいる。
「このチャンスを絶対に逃さないと決意していました。前回のコモンウェルスゲームで4位でしたから、メダルとはとても近い順位なのに、メダリストとは呼ばれない悔しさを誰よりも知っています。この悔しさを二度と味わいたくないと、心に決めていました」とルーニーはインタビューに答えている。