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NZファースト候補ローズ氏の女性蔑視発言が波紋 ピーターズ党首の対応に批判、総選挙は7日

11月7日(土)の総選挙を目前に、NZファーストの比例名簿6位の候補者マイケル・ローズ氏(Michael Laws)の発言が大きな批判を呼んでいる。ローズ氏はネット放送「ザ・プラットフォーム」の番組で、新党オポチュニティーの女性候補カイラ・キングドン・ベブ氏について、外見や服装に触れながら「厳しい」「不満げ」と評し、「ああいう人とのデートは地獄に違いない」などと語った。

ローズ氏は当初、発言を「性差別ではない」と擁護し、やめるつもりもないと述べた。しかしウィンストン・ピーターズ党首が問題視すると謝罪に転じ、発言を「皮肉混じりでいたずらっぽいもの」と説明した。ただ、自身の発言が女性蔑視や性差別に当たるかどうかについては明言していない。ピーターズ氏は「ささいな間違い」と述べつつ「腹が立った」と語り、党の理事会が選挙後にローズ氏の処遇を検討するとした。ローズ氏は金曜の党首の平日トーク番組には出演しない。

批判は各党から出ている。ナショナル党のクリストファー・ラクソン党首は、ローズ氏を将来の政権の閣僚にはしないと明言した。オポチュニティーのチウレ・ウォン党首は候補者の辞退を求め、労働党のクリス・ヒップキンス氏は「本音が出た」と評した。緑の党のクロエ・スワーブリック共同党首は、ローズ氏が辞めないならピーターズ氏が辞めさせるべきだと述べた。NZファーストの元議員リア・ボンド氏は「女性の尊厳は笑いのネタではない」と強く非難した。一方、番組を運営するショーン・プランケット氏は「私はマイケルと、彼が発言する権利を支持する」と擁護している。

1ニュースが転載したRNZの分析は、NZファーストの支持層には保守的な価値観を持つ高齢の女性が多いと指摘し、ローズ氏を処分しない対応は接戦の中での賭けになると論じた。ローズ氏の問題発言は2022年にも報じられており、同党ではスチュアート・ナッシュ氏も女性への発言で候補から外れている。選挙戦は最終日を迎え、世論調査では議会が過半数なしの状態になるとの予想も出ている。