ニュージーランドの求職情報サイトSeekは、今年前半は約13万件のポジションの求人があり、前年の同時期と比べ2.5パーセントも多く企業は雇用を生み出しているとレポートしている。

このレポートによると、銀行や金融関連企業の求人が大幅に増え、また建設業も大きく伸びたとのこと。反対に、流通やサービスでは減少している。

Seekのスポークスマンは、「オークランド全域にかけての住宅マーケットと不動産が影響して、仕事の需要が生まれている」と見ている。住宅市場の成長が、継続して求人件数の増加を支える要因になるだろう、というのが彼らの見方。

これとは逆に、ANZの専門家は、経済活動が緩やかになっている事に沿って、求人需要の成長も緩慢になると見ている。