オークランドの求人件数は引き続き伸びているが、労働市場の成長が少しゆるやかになる兆しが見えている。
ANZの月ごとの調査報告で、3月の季節調整求人件数が0.8パーセント下がったと発表された。年間ベースでは求人広告数は5.3パーセント増加したが、2月締めの一年間と比較すると8パーセント下がっている。四半期では、オークランドは強い伸びを見せ、11.1パーセントの増加。
しかし、カンタベリーでは0.7パーセント、ウェリントンでは5.4パーセント縮小。オークランドを別にして、他の地域では、これまで5年間強い成長が続いた後の、長期間に渡る後退期が予測されている。
ANZのエコノミストによると、それでも多くの企業は熟練した労働者を求めているという。「労働市場が変わってくるかもしれませんが、多くのビジネスオーナーは、スキルのある労働者を見つけるのは非常に難しいと感じています」
また、カンタベリーにての熟練者求人のピークは終わったとも、同エコノミストは開設している。