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国民党「クーデター」余波深まる ペンク前大臣更迭で国会紛糾、連立にも亀裂

クリストファー・ラクソン首相への造反騒動を受け、クリス・ペンク氏が閣僚ポストを解任された問題で、8月18日、国会では野党提出による緊急討論が行われた。

国民党は前日、49人全所属議員がウェリントンに集まり非公開の党集会を開催。3時間に及ぶ協議の末、ラクソン氏を党首として支持することで一致し、この4カ月で2度目となる信任投票を乗り切った。

討論では労働党のクリス・ヒプキンス党首が、ペンク氏の造反を「腹の据わった行動」と皮肉交じりに評価する一方、「何も問題がなかったのなら、なぜ全議員がウェリントンに集まり3時間も議論する必要があったのか」と国民党の対応を批判した。答弁に立ったシメオン・ブラウン氏は、ペンク氏の行動により閣内での立場が維持できなくなったとして更迭を正当化し、担当分野はポール・ゴールドスミス氏らに再配分されたと説明した。緑の党共同代表マラマ・デイビッドソン氏は「差別的発言をした閣僚は容認しながら、忠誠を欠いた閣僚は解任するのは二重基準だ」と非難し、議長から注意を受ける場面もあった。

連立を組むNZファースト党のウィンストン・ピーターズ副首相は、ルクソン首相への信任の有無を明言することを拒み、与党内の緊張がなお続いていることをうかがわせた。世論調査では国民党の支持率が下落する一方、新興政党オポチュニティが支持を伸ばしており、来る総選挙を前に政局の不透明感が強まっている。