南島クライストチャーチのリトルトン港を運営するリトルトン・ポート・カンパニーは、テ・アワパラヒ・ベイにおける港湾拡張計画に8億2100万ニュージーランドドルを投資すると発表した。
計画には全長388メートルの新規深水ワーフ、5ヘクタールのコンテナターミナル、4基の新型ガントリークレーンの整備が含まれ、2031年までの完成を目指す。
投資の背景には、既存施設の老朽化に加え、貿易量の増加や船舶の大型化への対応の必要性がある。拡張後は最大1万5000TEU積みの大型船の受け入れが可能となり、年間の埠頭取扱能力は約85万TEUまで引き上げられる見込み。資金は、親会社であるクライストチャーチ・シティ・ホールディングス(CCHL)からの出資約3億ドルと、リトルトン・ポート・カンパニー自身が建設の進捗に応じて段階的に調達する借入金でまかなわれる。
南島最大の貨物取扱拠点であるリトルトン港の今回の投資は、カンタベリー地方の輸出産業の競争力強化につながるとみられ、地域経済への波及効果にも期待が集まっている。
