ニュージーランド連立与党の一角を担うNZファーストで、ネイピア選挙区の候補者だったスチュアート・ナッシュ氏が7月22日、候補者を辞任した。
国民党のネイピア選出議員ケイティ・ニモン氏について、出産による約6カ月の議会離脱を「9カ月もフル給与で休んだ」などとして「怠けている」と評した発言が「性差別的」と猛批判を浴びたことが理由。
ウィンストン・ピータース党首はSNSで辞任を確認し、「ナッシュ氏から候補者辞任の申し出があり、これを受理した」と表明。クリストファー・ラクソン首相も、自身が率いる政権でナッシュ氏が閣僚を務めることはないと明言した。後任候補には、ネイピア市議会議員のテ・キラ・ローレンス氏が擁立されている。
アジア歴訪から帰国したピータース氏は27日、改めて取材に応じ、ナッシュ氏について「(党への)扉は閉じた」と述べる一方、同様に物議を醸す発言をしていたシェーン・ジョーンズ氏については「辞任は賢明な判断だった」との立場を支持し、擁護する姿勢を示した。総選挙を控え、連立与党内の緊張が続いている。
