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ラクソン首相の続投問われる緊急党大会 与党内から「もう交代を」の声 (2)

与党国民党は8月12日午前9時半からウェリントンで緊急の議員全体会議を開き、ラクソン首相への信任投票を実施した。

会議は12時半すぎに終了し、首相は議事堂バンケットホールで「今朝の党員総会で私の指導力を問う信任投票が行われ、党内の全面的な支持を得た。我々は結束しており、この選挙に勝つ決意だ」と勝利を宣言した。取材には応じず、その場を後にした。

今回の会議は、8月10日夜の報道をきっかけに党内の動揺が一気に表面化したことを受けたもの。首相はビショップ担当相やスタンフォード教育相ら後継候補と目される閣僚らを両脇に従え、党の結束を演出した。今年4月にも同様の信任投票が行われ僅差で乗り切った経緯があり、わずか4カ月での再発となる。当時首相は「党は明確かつ決然と答えを出した」と語っていたが、その言葉が長続きしなかった形だ。

首相はこの日、選挙戦を「ニュージーランドを後退させたい野党」と「前進させる国民党政権」との対決と位置づけ、「仕事に戻り、前へ進む」と締めくくった。低迷する支持率を背景に今回も後継候補としてスタンフォード氏の名が取り沙汰されたが、ペンク国防相やミッチェル国防相ら複数の閣僚が公然と首相支持を表明。元首相ジョン・キー氏は「党がどう決めても支持する」と述べるにとどめた。11月7日投票の総選挙まで3カ月を切るなか、政権の結束ぶりが改めて問われる展開となった。