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増税の可能性 オークランドのビジネスオーナーの危惧

予算不足に悩むオークランド市が、固定資産税の増税に踏み切ることは、多くのビジネスオーナーにとって大きな負担となってくる。

オークランド市を立て続けに襲った天災とインフレにより、市は深刻な予算不足に面している。

財政対策として、固定資産税の引き上げと、いくつかの市のサービスの提供を停止する可能性が話し合われている。

予算不足を固定資産税の増税のみで補填する場合、平均固定資産税を22.5パーセントを引き上げることが必要になる。

シティセンターにあるレストランIma Cuisineのオーナー、イェール・ショカトさんは、店の将来に不安を感じている。固定資産税の増税は、店舗の家賃値上がりにつながる。

「私はずっと前から売り上げ重視のビジネスをあきらめています。お客様にサービスする、コミュニティにサービスすることを信条としてビジネスを続けています。増税で、生き残れるかは本当にわかりません」とショカトさん。

オークランド商工会議所のチーフ・エクゼクティブ、サイモン・ブリッジ氏は、市が持つオークランド空港の株を手放すことを解決策として挙げている。