スーパーマーケットチェーン、ウールワースが実施したディズニー・ピクサー・マーベル・スターウォーズのキャラクターを模した小さなラバー製フィギュア「オーシーズ」の無料配布キャンペーンが、子どもだけでなく大人まで巻き込む一大ブームとなっている。7月13日から8月23日まで実施され、30ドルの買い物ごとに40種類のキャラクターの中から1個がもらえる仕組みで、コンプリートには最低1200ドルの買い物が必要な計算だ。
人気の高まりを受け、複数の店舗で在庫切れが発生。8月上旬の時点で在庫の3分の2、ディスプレイケースの9割がすでに配布済みとなっていた。レアなキャラクターはオークションサイト「eBay」で数千ドルの値がつき、コンプリートセットは中古取引サイト「トレードミー」で数百ドルで取引されるなど、収集熱が過熱している。
一方で、学校では児童・生徒間のトラブルが相次いだとして、オーシーズの持ち込みを禁止する動きも広がった。心理学者からは「収集を完成させたいという欲求を刺激する仕組みは、ギャンブルの心理と同じだ」との指摘も出ており、企業のマーケティング手法としての是非を巡る議論も呼んでいる。
