ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

オークランドの競争の激しいアジア系スーパーマーケットは新しいモデルか?

オークランドでは、過去1年間に大規模なアジア系スーパーマーケットが複数開店し、小売食料品店業界の競争が激化しています。特に、ウエストゲートとヘンダーソンに新しく開店したスーパーマーケットは、近隣の競合店の売上を減少させています。

あるスーパーマーケットのマネージャーは、中国系人口の増加を上回る速さでアジア系スーパーマーケットが増加しており、経済の低迷が新規参入を促している可能性を指摘しています。一方、別の店舗オーナーは、特定の料理やベジタリアン向け商品に特化することで差別化を図っています。

新興スーパーマーケット「Foodie」のマネージングディレクターは、非アジア系顧客も取り込み、アジア系スーパーマーケットをより主流にすることを目指しており、今後さらに店舗を拡大していく計画です。

ニュージーランドの商務委員会は、オークランドにおける主要スーパーマーケットの市場シェアが他地域より低いこと、そしてアジア系店舗のような専門小売業者の存在が競争を促進し、消費者にとっての選択肢を増やしていると評価しています。