ニュージーランドプロ消防士ユニオン(NZPFU)は、消防救急庁(FENZ)との労働条件・賃金交渉の難航を受け、本日7月8日(水)の正午(12時)から午後1時までの1時間、全国規模の一斉ストライキを敢行することを決定しました。
これを受け、FENZは臨時の記者会見を開き、ストライキ時間帯は全国的に緊急車両の応答時間が通常より大幅に遅れる可能性が極めて高いとして、一般市民や企業に対して「火の取り扱いなどに細心の注意を払い、絶対に火災を起こさないよう特別な警戒をしてほしい」と強く呼びかけています。
FENZの副国家司令官は、ストライキ中も111番(緊急通報)の受付自体は継続し、ボランティアの消防団員らが近隣地域からカバーする体制を取るものの、プロの常駐隊が機能しないため深刻なタイムラグが生じると説明。
この1時間、軽微なゴミの火災や自動火災報知器の誤作動、動物の救助といった緊急性の低い事案への出動は原則として後回しにし、人命に関わる重大なインフラ事故や大火災にリソースを集中させる方針です。現在も労働環境の改善に向けた持続可能な合意を目指し、水面下での協議が続けられています。
