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オークランドの道路工事の苛立ち:パイラタ・ロードの暗渠(あんきょ)改修、2026年まで延期

オークランド南部のパイラタ・ロードで続く道路工事について、2026年2月までの約2年間かかるとの見通しが示され、運転手たちの間で不満が高まっています。

この工事は2023年の洪水とサイクロン・ガブリエルによる大規模な浸水被害を受け、雨水幹線(かんせん)の改修として2024年4月に開始されました。

ジョン・ルイス氏やマラマ・ラトゥ氏といった住民は、工事期間の長期化、交通渋滞、悪化するポットホール(路面のくぼみ)に苛立ちを表明しています。市議会は、道路の完全封鎖を避けるために橋を2つの半分に分けて建設し、2車線通行を維持する「交通に配慮した」建設アプローチが遅延の原因であると説明しています。予期せぬ公共設備の移設も遅延の一因となっています。

市議会の特別プロジェクト主任であるレイトン・ギレスピー氏は、この工法が地域社会や地元企業への影響を最小限に抑えると強調しており、この工事は将来の雨水ネットワークを強化し、洪水を軽減し、地域の将来の成長を支えるために不可欠であると述べています。