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肉の代用品を求める消費者トレンド

ニュージーランド全国で180店舗を構えるスーパーマーケットチェーン、Countdownの調査によると、消費者は、肉や乳製品以外でタンパク質が摂れる食品を求める傾向が強くなっているという。

この6か月間で、動物性以外のミルクの売り上げが14パーセントも上昇。乳を含まないチーズの販売数も300パーセントの成長が見られるという。昨年は、植物ベースのビーガンフードや、ベジタリアン向けの食品の売り上げが36パーセント伸びている。
フレキシタリアン(フレキシブルな、柔軟性のある食事方法)、ベジタリアン、ビーガンなどの食事方法に人気が集まり、消費者はより健康な食品を求める傾向にある。肉と3種類の野菜といった、かつての伝統的な食事のとり方は時代遅れとなり、現代では、肉だけがタンパク質の摂取元ではなくなっている。

ラムの消費量が劇的に減少し、植物ベースのベーコン、チキン、豆類などを使ったプロテイン食品に人気が集まっている。消費者の興味は、より健康的で、環境にもよい食品にあるという。