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不法労働シェフ2カ月の給与40ドル

オークランドの人気インディアンレストランチェーンで、従業員を不法に働かしていたマネージャ2人が訴えられた。

ジョティ・ジャイン、ラジウィンダー・シン・グレワルは、オークランド裁判所に出頭し、移民局を欺き、従業員に最低時給や休暇手当を支給しなかったことを認めた。不法滞在していたあるウェイターは、ビザの取得をサポートしてもらう約束で、彼らに雇用された。

この男性は、最初の2週間はトレーニングのため無給で働くよう言われ、その後も場所を変えて、更なるトレーニングのため2週間無給で働いた。彼は他の10人の従業員と一緒に、レストランの隣りのアパートの部屋にただで住まわされた。仕事は一日11時間にも及び、一週間のうち6日あるいは7日間働き、週に得る給料は250ドルであった。

男性のビザ申請書類上は、アシスタント・マネージャとして時給16ドルが支払われ、労働時間は週に30から40時間となっていた。労働省の監査結果、彼の時給は2ドル64セントであった。

また、2年の就労ビザ取得を約束された別の女性は、ウェイトレスとして働くと同時に、ジャインの自宅の掃除もするよう指示されていた。実際の彼女の時給は、3ドルであった。また別のシェフは、2カ月の労働に対して、40ドルが支払われていた。