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移民従業員の酷使が問題に

オークランドのある移民の男性が、ある会社で2年働いた報酬は4,5ヵ月分のみであり、彼は知人の温情にすがって生活していた。

彼は一日16時間、週7日間働き、マネージャーからいじめとも言える扱いを受けていたが、彼のビザでは他社で働くことができなかった。
「毎朝7時半から、夜の11時か11時半まで働きました。それこそ毎日毎日です。ですが一年以上も、給料をもらっていません。毎日辛く、落ち込んで、自殺まで考えました」

給料が支払われないためお金がなく、彼は彼の家族の友人の家で暮らし、食事を分けてもらっていた。この労働条件下で、彼は次の仕事を探して応募する時間も、面接に行く時間も捻出できなかった。そして、終に勇気を出して仕事を辞めた。

昨年発行されたEssential Skills Visaは、2万8,496ビザだが、移民局によると、この男性のケースのような、移民従業員いじめは珍しくないという。