イスラエル行きのフライドバイ機内で、副操縦士が機長を刺し、機体を墜落させようとしたとされる事件で、容疑者がニュージーランドに滞在していたことが分かった。AP通信などが伝えた。オマーン国籍のハンマーム・アル・ハンマーミ容疑者は現在、アラブ首長国連邦(UAE)で拘束されている。
報道によると、重傷を負った機長のスミット・マッチャー氏はニュージーランドで訓練を受けたパイロットで、負傷しながらもコックピットのドアを開けた。これにより乗客が操縦室に入り、容疑者を取り押さえることができたという。目撃者やイスラエル当局によると、ボーイング737はこの間に4000メートル以上降下した。
NZ警察は、容疑者がニュージーランドにも滞在した経験があるとして、当局が調べを進める方針を示している。オーストラリアでも、連邦警察が約10年前の同国滞在について、連邦・州警察と国内情報機関による合同の対テロ捜査チームで容疑者とのつながりを調べていると発表した。
この事件を巡っては、容疑者がどのように検知をすり抜けたのかという疑問や、コックピットの安全対策に対する新たな関心が高まっている。
