父親トム・フィリップス容疑者が3人の子どもを連れてマロコパの森に潜伏し続けた事件を巡り、サイモン・ムーアKC判事による独立調査報告書が公表された。報告書は、親族が繰り返し「子どもたちが危険にさらされている」と警察やオランガ・タマリキ(児童保護機関)に警告していたにもかかわらず、その訴えが軽視されたり、握りつぶされたり、中には全く目を通されなかったケースもあったと指摘した。
警察とオランガ・タマリキが情報をより適切に共有していれば、2度目の失踪を未然に防げた可能性や、より早期に子どもたちを発見できた可能性があるとも結論付けている。
これを受け、ルイーズ・アップストン社会開発相は政府を代表し、子どもたちに直接謝罪。「私たちはあなた方を守るためにできる限りの現実的な対応を取れなかった」と述べた。オランガ・タマリキのアマンダ・マル長官は「読むのが辛くなるような報告内容だった」「この家族はもっと良い対応を受けるべきだった」とコメント。リチャード・チェンバース警察長官も、当初の捜査には「必要な注力と人員が割かれていなかった」と認めた。
