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警察職員1人が39件の罪に問われる 内部監察部門の捜査で計10人訴追

ニュージーランド警察は9月2日、ある警察職員が強姦や誘拐などを含む39件の罪で訴追され、裁判手続きに入っていることを明らかにした。内訳は強姦3件、わいせつ行為5件、不法な性的接触1件、密かな性的動画の撮影2件のほか、誘拐、暴行、殺害または重大な傷害を加えるとの脅迫が含まれる。

この職員は、警察の内部監察組織「ナショナル・インテグリティ・ユニット(NIU)」の一連の捜査を受けて刑事訴追された計10人のうちの1人。ほかの事案では、銃器の不正取引に関わる罪、暴行・恐喝・脅迫・器物損壊、旅券法違反、薬物の供給、詐取などの罪に問われている職員がいる。

NIUは2020年、当時のマイク・ブッシュ警察長官の下で、警察内部の汚職リスクへの対応能力を強化し、必要に応じて内部の不正を捜査する目的で設置された。今回の一連の訴追は、警察が身内の不正にも捜査のメスを入れる姿勢を示すものだが、市民の信頼にどう影響するかが注目される。各事案はいずれも裁判所で審理が続いており、被告はそれぞれ無罪を主張しているか、答弁前の段階にある。