ニュージーランド国内でインスタントコーヒーの価格上昇が話題となっている。スーパーマーケット「ニューワールド」では今週、モカナ(Moccona)のクラシック・ミディアムロースト400gが53.99ドルで販売されており、ウールワースでも特売価格で42.99ドルとなっている。
ウールワースは、世界的な供給の逼迫や市場の変動、NZドル安など複数の要因が価格に影響していると説明。ウエストパック銀行のシニアエコノミスト、サティッシュ・ランチョド氏は、ベトナムやブラジルなど主要生産地の天候不順が世界的なコーヒー価格の高騰につながっていると指摘した。BNZのチーフエコノミスト、マイク・ジョーンズ氏も「世界的な供給ショックが根本にあり、悪天候が要因の一つ」とした上で、過去4年でコーヒーの国際価格はほぼ倍になったと述べた。
統計局(Stats NZ)のデータによると、インスタントコーヒー100gあたりの平均価格は2019年7月の6.25ドルから今年7月には8.02ドルまで上昇している。SNS上では、週給の1割以上をコーヒー1瓶に費やす計算になるとの声も上がるなど、家計への影響を懸念する反応が広がっている。
