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ワイカトでベトナム系の大規模大麻栽培施設14カ所を摘発 8人逮捕、電力窃取も

ワイカト地方の警察は8月31日、ベトナム国籍の人物とつながる大規模な屋内商業大麻栽培施設14カ所を摘発し、トン単位の大麻を押収したと発表した。組織犯罪捜査班がここ数カ月にわたって地区内で複数の捜索令状を執行し、1カ所あたりおよそ200〜600株の大麻を栽培する「グロウハウス」を次々と発見した。ある物件だけで最大750キロの大麻が押収されたという。ナイジェル・キール刑事上級部長によると、これらの栽培施設は電力を不正に引き込み、栽培設備の稼働のために月あたり推定1万ドル相当の電気を盗んでいた。

キール部長は「賃貸の住宅や商業物件が改造され、においを隠す換気システムや給水設備を備えた商業栽培施設に仕立てられている」と説明した。8月19日に警察がある物件の令状を執行した際、ベトナム国籍の5人が現場で発見・逮捕され、大麻の供給目的栽培の容疑に問われている。翌日には同じ住所でさらに3人が逮捕された。ハミルトン近郊のフランクトンでは、賃借した工業用物件が専用の屋内商業栽培施設に改造され、複数の栽培室と給水設備を備え、電力が不正に引き込まれていた。道路から栽培室を隠すために偽の壁も作られており、室内の複数の部屋から成長段階の異なる大麻計580株が見つかった。

警察は「これらの物件の家主や所有者は活動を知らず、発見された内容に衝撃を受けていた」と述べ、地域住民からの情報提供が捜査に役立ったとして、大麻特有のにおいや不審な設備・活動に気づいた場合は通報するよう呼びかけた。警察は起訴された人物について移民局(イミグレーション・ニュージーランド)と連携を進めている。あわせて家主や不動産管理業者に対し、入居審査の徹底や定期的な物件点検の実施を促し、窓の目張り、換気扇の増設、外観の無断改造、電気メーターの改ざんの痕跡、家賃の現金払いや点検拒否の申し出などを警戒すべき兆候として挙げた。こうした栽培施設は物件に深刻な損傷を与え、火災の危険を生み、保険金の支払いにも影響しかねないと注意を呼びかけている。