22頭の繁殖牛と29頭の子牛が、カースティン・ルーカリーさんとフィリップ・ジャクソンさんのグレブロック近郊の農場から盗まれた。
農場は人家からは遠く離れており、雨が降る夜を狙って計画されたとルーカリーさんは考えている。
ルーカリーさんたちは今年の2月に優良な種牛を買ったばかりだった。
「うちの雌牛と子牛は特別優良な遺伝子を持っており、同様な牛を手に入れるためのお金もありません」
牛泥棒の意図はわからない。「繁殖目的かもしれません。屠殺するのは意味がないでしょう」とリーカリーさん。
警察にはすぐ連絡し、捜査チームが編成されているが、戸外で、雨が降っていたため手がかりがつかめにくい。
「近隣のセキュリティカメラに何か映っていないか尋ねて回りましたが、何も証拠となるものはありませんでした。驚くほど多くのカメラがダミーです」
盗まれた牛は名前のタグが付けられている。
「ニュージーランド人なら、安すぎる牛が売られていたら不審に思うはずです。怪しいと感じたらすぐに警察に連絡してほしい」とルーカリーさんは語る。