少し早めに飲めばお得な値段
ニュージーランドに来ると、外食やお酒の値段にびっくりする人が多いでしょう。特にオークランドやウェリントンなどの都市部では、ビール1杯が10~15NZドルくらいすることも普通です。そんな中で、現地の人たちがよく利用しているのが「ハッピーアワー」です。
ハッピーアワーは、日本でいう「時間限定の割引サービス」のようなもので、夕方の早い時間帯にパブやバーで特定のお酒が安くなるシステムです。店にもよりますが、だいたい午後4時~6時、長いところだと7時頃までやっている店もあります。ビールやワイン、カクテルが数ドル安くなったり、「1杯買うともう1杯無料」みたいな日もあります。
ニュージーランドでは、仕事終わりに早い時間から軽く飲む文化があります。特に金曜日は、まだ外が明るいうちからテラス席でビールを飲んでいる人を多く見かけます。日本のように深夜まで飲むスタイルの人は少なめです。
なので実際、ニュージーランドでお酒を楽しむなら、ハッピーアワーはかなり利用しやすいです。単純に安く飲めるというのもありますが、夜遅くよりも気軽な雰囲気があります。仕事終わりに友達や同僚と軽く一杯、という空気感なので、英語に自信がない人でも入りやすいと思います。
加えて、ニュージーランドはクラフトビール文化が強い国です。地元ブルワリーの個性的なビールを置いている店も多く、ハッピーアワーの対象になっていることもあります。せっかくなら、普通のラガービールだけではなく、IPAやペールエールなど、現地らしいビールを試してみませんか?
ペールエールは、かなり飲みやすいクラフトビールの定番です。“Pale Ale(淡い色のエール)”という名前の通り、少し黄金色っぽく、特徴はホップの香り。柑橘系のような香りや、少しフルーティーな感じがあります。「クラフトビール初心者向け」といったところでしょうか。
そしてIPAは、“India Pale Ale”の略。ペールエールをさらにホップ強めにしたような感じで、苦味も香りもしっかり味わえます。最初は「苦っ!」と感じるかもしれませんが、慣れるとクセになる人も多いようです。ニュージーランドはホップの産地としても有名なので、IPA好きにはたまらない国でもあります。
ニュージーランドのバーでは、店員さんに
「Something easy to drink?」
とか
「Any local IPA recommendations?」
なんて聞いてみると、かなり親切に教えてくれることが多いです。
日本よりフルーティーで香りが強いものも多く、
「日本ではビールが苦手だったけど、ニュージーランドに来て好きになった」
という人も結構います。
あと、日本人旅行者やワーホリの人たちにとって意外と大事なのが、「早い時間に飲むと帰りが安全」という点。ニュージーランドは比較的治安が良いと思われがちですが、深夜になると酔っ払いも増えるし、バスや電車の本数も減ります。通りの街灯が少ない場所もあります。特に海外生活に慣れていないうちは、明るい時間帯から飲み始めて、早めに帰るくらいが安心でしょう。
店によってハッピーアワーの内容はかなり違うので、入る前に看板やメニューを確認するのがおすすめです。大抵、お店の前に看板が出ています。ニュージーランドでお酒を楽しむな”夜遅くまでデロンデロンに飲む”というよりは、夕方の気持ちいい時間に少し安く、美味しく、安全に飲むのが良いのではないでしょうか。現地の人たちの空気感も味わえますし、結果的にお財布にも優しい。在住者でもワーホリでも、ハッピーアワーはかなり使える文化だと思います。

おしゃれなカクテルもハッピーアワーは狙い目かも
-Happy gathering!
Pukeko




