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ファームが労働違反による罰金ーボランティアを酷使

Christchurch の農場Robinwood Farmsが雇用関係局Employment Relations Authority(ERA)により、ボランティアで働く人々を悪用し雇用者の権利に違反したとして、オーナーにNZ$46,000ドルの罰金を払うよう命じた。

このケースは、労働査察局によって審査されており、雇用主が故意にWWOOFING体験と見せかけつつ、雇用者の最低限与えられる権利が守られてないとして、違反は明確だという結論になった。ビジネス・イノベーション・雇用省MBIEによると、この農場オーナーは以前も労働者に対する違反で、Karamea Holiday Homesで働いていたスペイン人労働者へNZ$20,000ドル以上の支払いとオーナーに対しNZ$5,000ドルのペナルティ支払いを課されたことがあるという。

労働査察局は、国内でボランティア活動者を受け入れている雇用主に対し、雇用について注意してもらいたいとした。

Employment New Zealand によるとRobinwood Farmsはこれまでに何千人ものボランティアスキームを使った旅行者へ労働を課せてきたという。労働査察局の調査によると、Tai Tapuの農場で、週最大40時間、薪割りやガーデニング仕事をしてもらう代わりに、宿泊と食事、そして週NZ$120ドルの賃金が支払われていた。以前その農場の勤務者によると、与えられた食事や宿泊の環境は最悪だったという。