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ダニーデンの教会委任管財人が移民を非合法に搾取

ダニーデンのジーザス・アロマ・チャーチの委任管財人、ビクトリア・ジョン、ジョゼフ・ジョン、ミスン・リームは、韓国の教会からの寄付を使用して、移民のソン・チョイ氏を雇用した。彼は牧師として雇われたが、実際は管財人が商業的に経営するダニーデン・テコンドー・アカデミーで働かされた。

ソン・チョイ氏は、施設の清掃、受講生たちのウォームアップの補助、そしてもう一人の移民でテコンドー指導員の資格を持つアンドリュー・ジョン氏のアシスタントなどをしていた。

これら二人の移民は、管財人に仕事を見つけるための費用を支払っていた。

Employment Relations Authority(ERA)は、管財人に対し、滞納していた給与NZ$71,848ドル、有給休暇費用や求職の費用NZ$64,172ドルをソン・チョイ氏に支払うよう命じた。

アンドリュー・ジョン氏には、彼が最初に払った求職用の費用、利子のNZ$49,634ドルを支払い、また給与と有給休暇の再計算を管財人に申し渡した。

またERAは、管財人に最低時給基準違反によるNZ$42,750ドルの罰金支払いを命じた。

労働者監査人のステュ・ラムスデン氏は、「ニュージーランドの雇用法に反する選択をした雇用主に依存するビザを持つ移民労働者を手玉に取った残念な状況」と語った。