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移民労働者の雇用をめぐる論議

ウェリントンで始まった大規模な道路建設計画 Transmission Gully ロードプロジェクトのために、100人の労働者がフィリピンから雇用されたが、これに対してインフラの組合からは、国内のニュージーランド人で代行できたと論議が湧き上がっている。

ショベルカーやブルドーザーなどの重機を扱うために、これらのフィリピン人たちは雇い入れられた。組合は、企業側が国内のニュージーランド人を訓練する努力と期間を惜しみ、楽だからという理由で海外から労働者を雇用するのは間違っていると非難している。プロジェクトは、何年もかけて計画されており、必要な技能を持った労働者を教育訓練する投資を行うべきだったというのが彼らの意見だ。

また企業側の人員募集の広告も目に触れにくいと苦言。安易に外国人を雇う前に、現在国内にいる9万人の無職のニュージーランド人を考慮すべきと断じている。