タラナキのマウント・メッセンジャーで行われているバイパス道路工事に反対する人々が、抗議のために集結した。
この日は3台のパワーショベルが、空輸で開発現場に運ばれた。
新たなバイパスはより耐久性のある道路で、利用者はワイカトとタラナキ間をより安全に行き来でき、また生物多様性促進の一助にもなるというのが交通局ワカ・コタヒの見解だ。
しかしながら地元住民は、開発自体が間違っているとして工事に真っ向から反対している。
湿原や生物多様性の破壊につながるというのが彼らの考えだ。
抗議者の1人は、「ニュージーランド特有の湿原や手付かずの原生林を破壊してしまう開発は、この2022年現在、断固として受け入れられません。もっと安上がりで、ダメージの少ない方法があるはずです。今ある道路をアップグレードするとか」と反対の強固な意志を表した。