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マウント・メッセンジャーのバイパス工事 在来樹木の破壊の危険

タラナキ北部で開発中のマウント・メッセンジャーのバイパス工事により、貴重な在来樹木がさらに伐採される危険がある。

この地域の人々は、賠償金を受け取ることでステート・ハイウェイ3拡張工事を容認し、交通局は樹木伐採を相殺する植林と外来動物の駆除を継続すると約束した。

しかしある有識者は、かけがえのない在来の自然を維持するために、そもそもこのプロジェクトは開始されるべきではなかったと発している。

kmのプロジェクトのために、30ヘクタールの原生林が犠牲になる。新たな道路ができれば、現在マウント・メッセンジャー周囲の狭く曲がりくねった急な道は整備され、ドライバーにとっては安全で、4分から6分の時間の節約ともなる。

交通局は、32ヘクタールの地域に12万の在来樹木を育成し、道路わきにも10万本を植えると約束している。また、ローカルの人々は賠償金として$7.7ミリオンドルを受け取る。

しかしながら前述の匿名有識者は、「原生林はResource Managemen Actとタラナキやニュープリマスのカウンセルによって計画、監視、保護されています。伐採した樹木を新たに植林することと賠償金で、思いのままにどこでも道路を開発できるのはおかしい。カウンセルは『同意できません。大切な自然は保護されるべきです』と言うべきだったのに」と見識を述べている。