ニュージーランド政府は、オークランドシティとノースショアのアコランガを結ぶトンネル道路、およびシティからアルバニーまでのライトレイルトンネルの開設を発表した。
オークランド市民は、この計画のコストと期間について懐疑的だ。
Queen Streetに住むリサさんは、このアイデアは気に入ったが、NZ$45ビリオンドルのコストには危惧を覚えると語る。
「45ビリオンという金額を安易に考えることはできません。もっと予算を費やすものがあるのでは?」
シティレイルの開通がこれほど長くかかっていることを思うと、ここでまた別の巨大プロジェクトを立ち上げる意味があるのか、というのがリサさんの疑問だ。
最近オークランドに移ってきたカイさんは、「税金のどれぐらいがトンネルに使われるのでしょうか?しかし、強風で通れなくなる今のハーバーブリッジのことを考えると、ハーバーを渡る別のオプションも必要でしょう」と語る。
別のノースショアの住人は、プロジェクトが開始される予定の2029年は、遠い先の話だと感じている。 また彼は政府の言う2029年は楽観的な期待値で、現実にはさらに10年くらいかかるだろうと思ってもいる。
「インフラの建設は簡単ではありません。シティ・レイル・リンクのプロジェクトがいい例です。そうすると2039年に開始ということに。もう私は生きていないでしょう」と語った。