“What's all the fuss about masks” (マスクがそんなに大切か?)と書かれたチラシが、通勤中の列車の乗客に配られた。
この偽のチラシは、ビリー・テカヒカのグループThe Freedom Allianceが作ったもので、政府が新型コロナウィルス対策スキームに使用しているカラーと完全に同じ色使いで、健康省のロゴさえも入っていた。
通勤客は戸惑い、混乱し、手に取って読む人もいれば、受け取るのを拒否する人も。しかし中にはこの意見を指示する人もいた。
通勤客の1人、ジャッキー・サウジーさんは、マスタートンの駅の暗がりで待ち構えていたグループに遭遇し、「最新のコロナウィルスに関して知っていますか?」と訊かれた。
「『いいえ、知らないわ』と答えて、このチラシをもらいプラットフォームまで持って行き、明るいその場所で読んでみました。そしてこのチラシが、愚かな内容が書かれたプロパガンダだとわかったのです。健康省のロゴを使って、いかにも本物のように見せかけています」とサウジーさん。
電車の中で、このチラシが政府発行のものではないとアナウンスがあったとのこと。
ワイララパ全域、ロウアーハット、ウェリントンの乗客から同様の報告がされている。