ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

ウェリントン、Airbnbに商業税導入検討で波紋

ウェリントン市議会がAirbnbなどの短期宿泊施設に対し、住宅用ではなく商業用の税率を適用する方針を検討しており、地元ホストたちから反発の声が上がっています。商業税率は住宅税率の約3.7倍で、実施されれば多くのホストがAirbnbをやめる可能性があると警告されています。

実際、カンダラーのホスト、ジュリー・ウィルソン氏は「短期宿泊が生活費の補填になっている」と述べ、市内の宿泊不足を補う役割も果たしていると強調しました。一方、市は「他の商業税率の引き下げに充てるため」と説明していますが、住民からは実質的な負担増を懸念する声が相次いでいます。

今回の提案は、長期計画案の一部として今後市民からの意見募集にかけられる予定です。