トラガベイで前日から行方が分からなくなっていた幼い男の子が無事発見された。
3歳のアレックスくんは、前日の午後1時ごろ小さな犬と供に自宅の裏庭からいなくなった。
家はトラガの北郊外にあるかつての製材所で、機械や丸太などの設備があちらこちらにある。近くには大きな川もあり、家のすぐ裏は深い茂みで、急な斜面となっている。
アレックスくんは、家の裏の道から小さな溝に落ちて抜け出せなくなったようだ。
120~150人のボランティアと訓練されたレスキューチームにより探索が展開され、地元の男性により自宅から約3キロ離れた林道の小さな溝で翌日午前11時ごろ発見された。
アレックスくんは、長ぐつにオムツとTシャツという軽装で、寒い一夜を明かしたようだ。松の葉などが体についていたことから、温かい場所で眠ったと推測される。低体温症も見られず健康である。
眠れない一夜を過ごした両親は、膝がくずれ落ちるほど安堵し、探索に協力したコミュニティは喜びに包まれた。