ニュージーランド移民局は、10月末以前に期限切れとなる観光ビザは、自動的に5カ月延長されると発表した。
自動的5カ月延長が適応される観光ビザの保持者は、約1万9,000人と見積もられている。今年3月以降、およそ26万8,000人の外国人がニュージーランドを出国した。また観光以外の期限付きのビザの保持者で、国際線の運航規制によりニュージーランドから出国できない人々に対しては、期限後2カ月のCovid-19 Short-term visaが発行される。この新規に設けられたビザは、観光、学生、就労、パートナーシップなどのビザ保持者で延長や他のビザの切り替えが不可能な人々が、帰国便の手配をする時間を持てるように配慮したもの。
このビザの申請者は出国の意志はあるが、新型コロナウイルスが原因でニュージーランドを出国することができない、と移民局が認めた申請者にのみ適応される。