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ホワイト島での救助の様子

ホワイト島で5人を救助したヘリコプターのパイロットがインタビューに答え、その時の島の様子を語った。

ベイ・オブ・プレンティ東部で、ヘリコプターと観光ビジネスKāhu NZを運営するマーク・ロウさんは、ホワイト島の噴火の後、人々を救助するために、島の上空を飛んだ。彼と同僚は2機のヘリコプターを操縦し、それぞれ5人を搬送し、またVolcanic airの別のパイロットが2人を運んだ。「島に着き、噴火口の上空を飛びながら、火口原からの噴出物が人々の体を覆っているのが見え、ひどい様子でした。ツアーガイドは、噴火口の周りを歩くのです」と、ロウさんは語る。負傷した人は歩ける状態ではなく、彼らは人々を担いでヘリコプターに乗せたという。「現場は一面ガスがかかっていて、継続的に灰が降り続いています。ヘリコプターも我々も灰に覆われました。救助した人々は、外面だけでなく体の内側にもダメージを負っているでしょう。火山灰とガスのために、呼吸するのも困難です」

ロウさんは、今回の噴火で亡くなったツアーガイドのヘイデン・マーシャル―インマンさんの友達でもあり、「彼はメインとなったツアーグループを率いていました。本当に悲しいことです」と悲しみを表した。