オークランド、ノースショアに住むアレックス・ツーさんは、フェイスブックを通じてある男にNZ$7,500ドルで車を売った。
彼のASBバンクの口座に入金があったのを確認し、ツーさんは男にクルマを受け渡した。ところが2日後に、この入金がキャンセルされていた。銀行に問い合わせると、入金されたのは小切手によるデポジットで、銀行が清算しようとしたところ、小切手は現存しない銀行のもので、サインもないことがわかったので入金をキャンセルしたという。ツーさんは銀行に責任を求めたが、銀行側は「ユーザー自身が、入金が『有効』であるか否かを確認すべき」と、責任を否定している。また驚くべきことに、時期をほぼ同じくして、同じ手口でだまされたもう1人の人がいたことがわかった。同じくオークランドのロジャー・ハンさんも全く同じ手口で、車を盗られている。彼は先に警察に届けていたにも関わらず、同じ携帯電話番号、同じ運転免許証番号、同じ氏名、同じフェイスブックアカウントを持つ男が、再度人をだましたことは、警察や銀行にぬかりがあったからだと主張している。