先月31日から南島WanakaにあるAspiring山で遭難していた29歳のオーストラリア人男性が、8月2日午後レスキュー隊を乗せたヘリコプターにより発見され無事救助された。
2日の山の天気は1日中通して雨、強風と雷に見舞われた中での捜索だった。男性はしもやけの症状があったが、精神的身体的にも元気だという。男性は遭難当日、山小屋に重い登山道具等を置き軽装で出かけていたため生存が心配されていた。その翌日午後に、男性が所持していた電波発信機が遭難当時置いてあった場所から動いていた事から、生存の可能性が高いとみられていた。遭難してから2晩、極寒の中で男性は雪洞を作り寒さをしのいでいた。
今の時期は雪崩も多く、登山するには危険だが、男性は登山の経験があり、電波発信機を持っていたことが、救助成功に繋がったという。