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難民に英語を教える先生見つからない

ニュージーランド政府は7月に、年間の難民受け入れ数を750人から1000人とした。

難民のコミュニティは、インバーカーギルやダニーデンなど国内に数か所あり、ほとんどの難民が英語を学習する。5万人以上の人々が暮らすインバーカーギルでは、コロンビアから29人が新たに到着した。来年の6月までには、119人のコロンビア人難民がインバーカーギルに移住する。50年続いた動乱を逃れて、コロンビアからは700万人が難民となった。

彼らを教えるためには、ニュージーランドの教師の資格と、第二外国語としての英語を教える資格が必要だが、これらの資格を持った教師を見つけることは容易ではない。

ダニーデンでは現在421人の難民が暮らし、そのうち92人は英語の学習が必要であるが、ここでも同様の問題が発生している。

英語教師のポジションに20人の応募があったが、そのうち採用されたのはたった2人であった。