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デイリーのオーナーが運営の安全を求めて抗議

ニュージーランド国内のデイリーオーナーたちが、時を同じくして一時的にショップを閉じ、暴漢に襲われ亡くなったオーナーの死をめぐり団結、ショップ運営の安全を求めて数100人がデモを行った。

ヤナック・パテルさんは、オークランドのサンドリンハムにあるRose Cottage Superetteで働いている時、押し入ったナイフを持った強盗に刺されて亡くなった。

全国規模の抗議運動として、午後12時30分にデイリーや小売店は店を閉め、議員のオフィスなどに集まった。

オークランドでは、マウント・アルバートのジャシンダ・アーダーン首相の事務所本部に、ウェリントンでは、副首相のグラント・ロバートソンの事務所に、安全にショップを運営するための対策を政府に求めて人々が集まった。

サンドリンハムでは、パテルさんのために団結したオーナーたちが、ビジネス協会のまとめ役ジティン・チティボーマ氏の呼びかけの元に集まった。

サンドリンハムでは、デイリー以外の小売店も店を閉じ、抗議活動に加わった。その中の一人、レストランマネージャーのワシーン・モハメッドさんは、「ニュージーランドで、こんなことが起こるとは悲しいことです。小さな店を狙った強盗は繰り返し起きています。安全に商売ができるよう、オーナーたちは団結しなくては」と語る。

多くのオーナーが、繰り返される強盗やラムレイドに対し、「警察は何もしない」、「軽犯罪を深刻に捉えていない」と感じている。