中国は世界が輸出しているゴミの半分以上を受け入れている。今年6月に中国は、年末までにある種類の廃棄物輸入を禁止すると発表した。環境に与える影響が深刻になったためだ。
環境省の数値では、2016年中国が輸入した今後規制対象となる輸入廃棄物の価値はNZ$21ミリオンドルとされる。NZ$8.2ミリオンドルのプラスチック、NZ$9.6ミリオンドルの未分別の紙、NZ$3ミリオンドルの金属、NZ$2万ドルの繊維廃棄物などである。
概算では、今年9月までの一年間で約3万トンのプラスチック廃棄物が輸出されているが、その半分が香港と中国に輸出されている。
この規制により、これまでゴミを業者に払い渡ししていた企業が、コストを安くするため投棄する可能性も出てくる。
この3年間で国内の埋め立てゴミの量は増えているという。プラスチック製造業者は、製品リサイクリングへの取り組みを公に掲げているが、実際は行っていないことを表している。