シンプルなパッケージや、警告を促すラベルなどが、若者達にとって、甘味の強いソフトドリンク消費を抑えるという結果が、オークランド大学のある調査で明らかになった。
この調査は13歳から24歳までの600人の若い人々を対象に行った。単一色のパッケージや、警告のラベルのあるパッケージなどは、若い人がソフトドリンクを買うときに大きく影響するという。パッケージデザインや警告ラベルは、彼らがソフトドリンクを購入する事を、価格よりもさらに大きく左右する。
調査を率いたクライオナ・ニ・ムルチュ博士は、ブランドが購買の決め手になると語る。ソフトドリンクは、ニュージーランドの若者が糖分を吸収する最大の源となっており、虫歯、肥満、糖尿病などの健康障害と深く関連している。
この調査結果をもとに博士は、タバコと同様に、ソフトドリンクのパッケージにも規制をかけるよう呼びかけている。