クライストチャーチのパウル・クリフォード・ヒッブスは、Cameron Gladstone Investmentsという投資会社と、もう一社別にHansa Limitedという会社を運営していた。

彼はこの会社を利用して、クライアントに投資に関する偽りのレポートを提供したり、投資家の基金を流用したりしていた。彼はこの度クライストチャーチの法廷で、レポートの偽造、横領、詐欺、盗難などの罪で有罪判決を受けた。
彼の罪を調査した機関のステートメントでは、ヒッブスはある銀行でバンカーとして株の売買やクライアントのポートフォリオの管理などを手掛けた後銀行を退職し、投資アドバイザーとして会社を設立したとのこと。

調査を担当したSerious Fraud Officeのダイレクター、ジュリー・リード氏によると、アドバイザーに不審を抱いた場合は、Financial Markets Authorityによるアドバイザーの登録を確認するよう勧めている。本件のヒッブスは登録されていなかったという。