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解雇した居眠り従業員にホテル側が賠償金

メレアナ・テイラーさんは、ニュープリマスのデボン・ホテルのナイト・ポーターとして8年間働いていたが、2014年6月に解雇された。

テイラーさんはある晩、痛む背中をかばいカウチに座ったまま眠りこんでしまった。監視ビデオでは、彼女が午前3時45分から5時30分まで眠っていたことが記録されている。その夜は44人の泊り客に対し、夜勤スタッフはテイラーさんだけだったという。彼女は同僚により、2時間後に起こされた。

その数日後、上司とのミーティングがあり、彼女は解雇された。ホテル側は、テイラーさんの勤務態度は、泊り客の安全と健康を害するものであったと主張。

しかしながらThe Employment Relations Authority は、テイラーさんが事前に気分がすぐれない、倒れるかもしれないと訴え出ていたことを取り合っていないと反論し、ホテル側に、テイラーさんへ解雇により喪失した給料と心理的な賠償金としてNZ$5,488.20を支払うよう申し渡した。